12月から育休に入ったので一ヶ月が経過しました。前半は妻は実家に帰っていたりしていたので実質2週間ぐらいなんですが、それはさて置き。
この短期間で超重要なことに気が付きました。育休を取得することを少しでも考えているなら絶対に育休前に必要なことです。
それは・・・
家事スキル!
何を今更、という感じかも知れませんが、掃除、洗濯、料理を始め、俗に言う「名もなき家事」のあれやこれやを育休に入ってから奥さんに教えてもらおうと思っても絶対に不可能です。
当たり前ですが、男は乳が出ません。(出て欲しいな、と思うときはちょくちょくあります。笑)
なので奥さんが授乳している間に何ができるか、というのは育休男子の重要なポイントです。そしてその時に必要なのが家事スキルです。
夕飯作り、全貌理解してますか?
料理ひとつとっても、
1.冷蔵庫の中身を確認した上で献立を考え、
2.必要な材料があればスーパーに足を運び、
3.実際に調理をして、
4.調理の間の時間に調理器具を洗い、
5.食卓の上を片付けて食事の準備をし、
6.調理した食事をお皿によそい、
7.食べ終わったら食器を片付けて洗い、
8.乾いたら元の場所に戻す。
これ全部やる必要があるわけです。
自分もそんなに積極的に料理していなかったので偉そうなことは言えませんが、全ての家事には細かな工程があり「これらの工程がある」ということを認識しているかどうかでは天と地ほどの差がでます。
こんなこと、ありますよね
本当は料理の準備をしたいんだけど、赤ちゃんにおっぱいをあげなきゃいけない、というシチュエーションはざらにあります。
そんな時に細かな工程を知っていれば、お母さんが身動きが取れない時に冷蔵庫を確認して「今日ある食材だと鍋がいいんじゃない?」と献立を考えたり「食卓片付けておくね」とか自発的な提案ができます。
逆に何も知らないと指示待ちにならざるを得ません。やる気がないわけじゃないんです。何をすればいいのか知らないんです。知らないことは選択肢になりません。
でも、めちゃくちゃ睡眠不足で大変な仕事をしているのに全てが指示待ちのパートナー。イラッとしますよね?
そうならないために、日々の暮らしの中でどんな家事があるのかという事を把握しておくのはめちゃくちゃ重要なのです。
生まれてからでは遅い!
そして、それを把握するのは育休が開始してからでは手遅れです!生まれたあとに家事の細かいことを教える時間や余裕はありません。「教える」というプロセスは余裕がないとできない行為なのです。
赤ちゃんが生まれてからはそっちにキャパ全振りです。他のことをかまっている余裕がありません。長期的な思考もできず、目の前にタスクをさばくのに精一杯。
ただでさえ新しく育児のスキルを身に着けなければいけないのに、それと同時に通常の家事スキルを身に着けようとしたら、教える方、教わる方の双方が絶対にパンクします。
炎上している開発プロジェクトの現場でメンバー育成のための勉強会を開催する余裕はないのです。(伝わる人だけでいいから伝わってくれ・・・!)
生まれる前に、備えよう
幸いなことに、俺はちょっと専業主夫の経験があったり一人暮らしもしていたので一定程度家事スキルを持ち合わせていました。
そうじゃない場合、ぜひ出産前に奥さんと家事について十分話し合って、できれば一通り体験してみると良いと思います。
そして元から家事ができる、っていう人も、家事はけっこう個人のこだわりがでたりするので、夫婦間のすり合わせはやっておいた方がベターです。いざ本番になったらこだわりの相違でケンカになったらもったいないですもんね。
ということで、育休中は家事スキルは必須!だけど事前に身に着けておかないと手遅れだぞ☆というお話でした。
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