第二子が無事に誕生!

先日ご報告しました通り、第二子となる長男が2023年1月30日に誕生いたしました。

前回が帝王切開だったこともあり、今回も帝王切開。そして、今回もまた立ち会うことができました。

ですが、実はその前に一波乱あったのです。

事件は予定日3日前に起こった・・・

「今さきちゃん(長女の通称)が吐いた!元気だけど何故か吐いた」

妻からのLINEが始まりだった。

手術予定日が月曜日。金曜日が育休前の最終出社日だったので、妻の実家に娘を連れて行き、会社の最後の仕事を終えての帰路だった。

スマホに映る無機質なこの文字が、後の大騒動につながるとは、(ほんのちょっとだけ思っていたけどまさか現実になるとは)その時は思いもしなかった。

ウイルス性胃腸炎」ノロウイルスやO-157などが有名な冬に流行するお腹の風邪とも言われるものである。

保育園でも流行っているので一応警戒していた。万が一娘がそれだった場合、一家全滅になる可能性が非常に高い。え、こんな出産直前のタイミングで?

吐瀉物には極力触らないようにすること、手をよく洗うこと。ハイターで消毒することを妻に依頼し家路を急ぐ。

帰ってみるとケロッとして元気そうな娘。食欲も普通にある。小さい子って意味もなく吐いたりするもんな、という正常性バイアスも働き、つい油断をしてしまい、普段通り一緒に晩御飯を食べてお風呂も一緒に入ってしまった。

この油断が致命傷だった(と思う)

そして翌日

土曜日、出産予定日の2日前。昼ぐらいまで妻と「最後の晩餐に焼肉行きたい」などと呑気に話していた。

昼過ぎになんだかお腹が調子がイマイチだな、と思っていたら、お腹がグルグル。まずい。

あれよあれよと言う間に上から下から大変な事態に。昼食のうどんも、お腹の調子がイマイチだからと直前に飲んだ正露丸も全部リバース。特に正露丸の匂いがきつい(笑)

義父が病院に連れて行ってくれたものの、この手のウイルス性胃腸炎は、脱水症状に気をつつとにかくウイルスを排出して体力が回復するのを待つしかないのでロクな対応もなく、耐えるのみ。

そして病院から戻ってきたら妻も吐いていた。。。

どうなる出産!?

なんとか復活

日曜日、出産予定日の前日。

結局、俺は終日布団で横になって時々OS-1を飲むだけの役立たずであった。

妻は産院に事情を話し、点滴を打ってもらって復活していた。症状が収まっていれば帝王切開の手術は予定通りできるようだった。よかった。後1日長引いたら、と考えるとゾッとする。

産院の予約は半年前からが基本であり、予定はギッチギチなので1日でもずれると色々と大変なのだ。最悪、予定していた産院ではなく、別の病院での手術や日程の変更もあり得る。

妻は前回も帝王切開だったこともあり、そこの部分の子宮が薄くなってるので自然分娩だと破れてしまうリスクがあるのだ。(あわわわ・・・)

なので帝王切開は自然分娩のいわゆる「予定日」の2週間前に実施する。胃腸炎のせいで手術が延期されたりしたら、その分、産気づいてしまうリスクも高くなる。

ついでに言うと、予定していた産院は非常に綺麗で食事も美味しく部屋も広い。普通にちょっといいホテルに泊まっているぐらいくつろげるのだ。別の場所なんて嫌だ。

夕方ごろには俺もなんとか復活して無事に晩御飯(お粥)を食べることに成功。義実家のみなさま、本当にありがとうございました。

そして出産へ

人生2度目の帝王切開の立ち会い。
前回は意外すぎて感動よりも驚きの方が大きかった。だって完全に外科手術の見学だったんだもの。
みつを。

引っ張り出す時も、赤ちゃんの首をそんなグイグイ引っ張っていいの!?という驚きもあった。首をボキボキならす整骨院ばりにグイグイ引っ張るのだ。

でも、今回は2回目。一度見たことがあるのでそこまでは驚くこともなく、色々と冷静に観察できた。お腹にメスを入れる瞬間、子宮からはみ出した赤ちゃんの頭、引っ張り出す様子、一旦お腹の上に子宮を置いて縫い合わせている様子も冷静に見られる。経験って大事だなぁ(違)

すぐに泣かなかったので一瞬ドキッとしたけど、すぐに大きな産声をあげた。「元気な男の子ですよ」というお決まりの言葉も無性に嬉しい。

妻も、前回の帝王切開で苦しかったポイントを事前に相談したおかげで前よりは楽な手術だったようだ。やっぱり経験って大事なんだ。

そんなこんなで一波乱あったものの無事に手術を終え、予定通りご飯が美味しいオシャレな産院で療養をすることができました。

病気や怪我はいつなるかわからないとは頭で理解していても、まさかこんな出産直前のタイミングでなってしまうとは。さすがに焦りましたがなんとかなって、ひと安心。

人生何がどういうタイミングで起こるのかわかりませんね。生まれたての小さな赤ちゃんを抱っこしながら色々考えてしまいました。

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